トヨタベンチャーズら、DeFiプロトコル「Teller」へ出資

トヨタベンチャーズら、DeFiプロトコル「Teller」へ出資

DeFi(分散型金融)のテラー・プロトコル(Teller Protocol)が、資金調達の実施を2月24日に発表した。なお調達金額は明示されていない。

この資金調達は、ブロックチェーンキャピタル(Blockchain Capital)がリードし、トヨタベンチャーズ(Toyota Ventures)、フランクリン・テンプルトン(Franklin Templeton)、ベッセマー・ベンチャー・パートナーズ(Bessemer Venture Partners)、アップスタートネットワーク(Upstart Network)、シグナムキャピタル(Signum Capital)、ユナイテッドオーバーシーズバンク(United Overseas Bank)が参加した。

テラー・プロトコルはイーサリアムのメインネットで、銀行口座、DeFiウォレットやFortune Teller NFTと接続し、無担保でローンを提供している。同アプリケーションを確認したところ、米ドル、DAI、USDC、USDT、WBTC、LINKを預け入れることが可能だ。

ブロックチェーンキャピタルの共同創業者兼マネージングパートナーであるバート・スティーブンス氏は、次のようにコメントしている。

「無担保融資はオンチェーン世界における茨の道であり、DeFiにとって最大のチャンスの1つです。Teller Protocolは、伝統的なそして暗号資産ネイティブの貸手が、プライバシーを守り、分散型流動性プールを利用しながら、最高のクレジットスコアリング技術を使用することを可能にします」

Teller Protocolの創業者兼CEOであるライアン・バークマン(Ryan Berkun)氏は、次のようにコメントしている。

「Tellerは、従来金融機関らが分散型金融(DeFi)に参入する道を開いています。それは、データドリブンな無担保融資と借入で実現しています。融資のリクエストにデータを追加する機能は、DeFiとの関わり方を変え、現在伝統的な金融市場でしか得られない融資の機会を解き放つでしょう」

またトヨタベンチャーズはテラー・プロトコルへの出資に際して、ブログを公開した。トヨタベンチャーズが出資した理由は、テラー・プロトコルがデータドリブンな指値オーダブックモデルを開発し、第三者による分散型融資(過度な共同支配に依存しない融資)を促進しているからだという。

そしてそのブログによれば、テラー・プロトコルの創設者兼CEOのライアン・バークン(Ryan Berkun)氏は、VCのアンドリーセン・ホロウィッツ(a16z)の暗号資産ファンドのフェローとなっているようだ。

参考:Teller
images:iStocks/ChrisGorgio・ismagilov
デザイン:一本寿和

この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。 「あたらしい経済」の編集者・記者。

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