バイナンス、自律分散型組織の「Merit Circle(MC)」上場へ

バイナンス、MC上場へ

大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)に、暗号資産メリッチサークル:Merit Circle(MC)が上場することが12月2日分かった。

今回の発表でバイナンスは今週で3銘柄を上場したことになる。日曜日にはヴォルケンフォージッド:VulcanForged PYR(PYR)、月曜日にはレンダー:Render(RNDR)が発表されている。

発表によるとMCは12月2日8:00(UTC:世界協定時)より取引が開始されるとのこと。取引ペアについてはMC/BTC、MC/BUSD、およびMC/USDTとなっている。

なおMCの入金については、取引の準備の為に既に可能となっており、引き出しについては12月3日8:00より開始される。

メリッチサークルはブロックチェーン・NFTゲームで遊んで稼ぐ(Play-to-Earn)の発展を目指す分散型自律組織(DAO)で、ゲームプレイヤーにDAOが保有するNFT資産をレンディングし活用している。MCはメリッチサークルのガバナンストークンで、ステーキングやプラットフォームの報酬などに利用されている。

なお現在MCはゲート(Gate.io)などの暗号資産取引所の他、ユニスワップV2(Uniswap V2)およびV3やゼロエックスプロトコル(0x Protocol)などの分散型取引所(DEX)で取り扱われている。時価総額は約4億円となっている(12/2 13:00コインマーケットキャップ調べ)。

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参考:バイナンス
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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