中国大手eコマース「JD. COM」、記念NFTを初リリース

中国大手eコマース京東、記念NFTを初リリース

アリババに次ぐ中国EC市場シェア第2位の大手eコマース企業であるJD.COM(京東:ジンドン)が、同社初となる記念NFTをリリースすることが10月22日分かった。

NFTの発行には同社独自のブロックチェーンプラットフォーム「ジンドンチェーン(Jingdong Chain)」が利用されるとのこと。

このNFTは同社が11月22日に開催する年次技術サミット「JD Discovery(JDD)」に登録したユーザーに無料で提供されると発表されている。そのNFTはJD.COMのマスコットJOY犬をイメージした全7種類となる。これらはリテール、テクノロジー、ロジスティクス、ヘルスなどJDDの異なる事業分野を表したものとのことだ。

なお今回のJD.COMの取り組みは同社がNFT分野へ参入する最初のステップとなるようだ。同社は今後、著作権保護や社会的責任、電子契約、電子商取引、芸術など様々な分野でのNFT応用を検討したいとリリースにて述べている。

JDDへの登録及びNFT配布の期間は10月19日~11月22日23:59となっている。

関連ニュース

マクドナルド中国、NFT「ビッグマック・ルービックキューブ」発表

【解説】中国NFT市場の今。そしてビットコインのように規制されるか?

参考:JD.COM
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Vadim-Sazhniev・noLimit46

この記事の著者・インタビューイ

呉心怡

「あたらしい経済」編集部 中国・浙江省出身の留学生。東京女子大学 人文学科に在学中。 文章を書くことが好き。中国語、英語、日本語の3か国語を話す。あたらしい経済では持ち前の語学力を活かし、ニュース記事を執筆。ブロックチェーンや経済分野については勉強中。

合わせて読みたい記事

【5/2話題】ビットコインが下落、米検察がブロック捜査、レイヤーゼロがスナショなど

ビットコインが6%近く下落、FOMC控え 最高値から22%安、米連邦検察、米決済ブロックの社内業務を調査=報道、レイヤーゼロがスナップショット実施、エアドロ間近か、テザー社、Q1が過去最高益45億ドル超に、純資産額も初公表、米セキュリタイズがブラックロックらから4700万ドル調達。サークル、アプトスラボ、パクソスも参加、HashKey DX・リップル・SBI Ripple Asiaが提携、法人向けの「XRP Ledger」の日本市場導入で、「スイ(SUI)」のミステンラボ、グーグルクラウドと提携、親クリプト派マクヘンリー米下院議員、SECのイーサリアム調査を非難、ストライプで「AVAX」の購入が可能に、アバランチとコアウォレットに統合で、ユニスワップウォレットに「Robinhood Connect」統合、ロビンフッド内の資金で暗号資産購入可能に、イーサリアムL2「Scroll」がアップグレード実施、EIP-4844に対応、クリプトヴィレッジのLocal DAO、旧山古志に続き「長野県天龍峡」と「宮崎県椎葉村」を選定。「Nishikigoi NFT」保有者の投票で決定へ