タイSECがバイナンスを刑事告訴、無許可営業に対し

タイSECがバイナンスを刑事告訴、無許可営業に対し

タイの証券取引委員会(SEC)が大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)に対し刑事告訴したことを7月2日発表した。

タイSECによるとバイナンスがライセンスなしでデジタル資産ビジネスを運営しているとし、デジタル資産事業に関する緊急政令B.E.2561(2018年)に基づく違反行為を行ったとして、タイ王国警察の経済犯罪抑止部門(ECD)に刑事告発を行ったとのことだ。

バイナンスはデジタル資産事業緊急令第66条に基づく刑事制裁として、2年から5年の禁固刑と20万から50万バーツ(約69万円~172万円)の罰金、さらに違反が続く日ごとに1万バーツ(約3万4,000円)以下の日当が科せられることになるとのことだ。

なおタイSECはバイナンスのサービス提供や広告活動について、今年4月5日に書面による回答の提出を求める警告書を発行したが、バイナンスは期間内に回答をしなかったとのことだ。

バイナンスは6月26日にイギリス金融規制当局であるFCA(金融行動監視機構)より同国にて規制されていない取引所であるとしてサービスの停止の通知を受けている。また6月25日には日本の金融庁より無許可で日本において暗号資産交換業を行う者としてバイナンスに対し警告書の発出が行われている。

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参考:タイ証券取引委員会
images:iStocks/Pict-Ride

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 副編集長 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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