竹中鋼管が再エネ100%調達開始、アスエネのBC活用しCO2排出削減

竹中鋼管が再エネ100%調達開始、アスエネのBC活用しCO2排出削減

兵庫県姫路市の鋼管・パイプ卸売業企業である竹中鋼管が、ブロックチェーンを活用した電力小売り会社であるアスエネ株式会社と連携して、地産地消のCO2排出量ゼロおよび再エネ100%の「アスエネでんき」の調達を開始することを6月7日発表した。

発表によると竹中鋼管が調達する再エネは、二川工業製作所が保有する兵庫県の桜上池太陽光発電所より調達するものであるという。また今回の連携の目的は製造・仕入などのサプライチェーン全体のCO2排出量を100%削減するとともに、兵庫県の地産地消・地方創生に取組、更なる脱炭素化を推進することであるとのこと。

アスエネ株式会社はイーサリアムのパブリックブロックチェーンを活用し、二酸化炭素排出量ゼロとなる再生可能エネルギー100%の電力を、製造業の工場や企業の店舗・施設などに提供してコスト削減を図るサービスを提供している。同社は今後も二川工業、竹中鋼管と連携の上、更なる気候変動テック事業を推進し続けるとのことだ。

参考:アスエネ
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Lidiia Moor

この記事の著者・インタビューイ

呉心怡

「あたらしい経済」編集部 中国・浙江省出身の留学生。東京女子大学 人文学科に在学中。 文章を書くことが好き。中国語、英語、日本語の3か国語を話す。あたらしい経済では持ち前の語学力を活かし、ニュース記事を執筆。ブロックチェーンや経済分野については勉強中。

合わせて読みたい記事

【5/2話題】ビットコインが下落、米検察がブロック捜査、レイヤーゼロがスナショなど

ビットコインが6%近く下落、FOMC控え 最高値から22%安、米連邦検察、米決済ブロックの社内業務を調査=報道、レイヤーゼロがスナップショット実施、エアドロ間近か、テザー社、Q1が過去最高益45億ドル超に、純資産額も初公表、米セキュリタイズがブラックロックらから4700万ドル調達。サークル、アプトスラボ、パクソスも参加、HashKey DX・リップル・SBI Ripple Asiaが提携、法人向けの「XRP Ledger」の日本市場導入で、「スイ(SUI)」のミステンラボ、グーグルクラウドと提携、親クリプト派マクヘンリー米下院議員、SECのイーサリアム調査を非難、ストライプで「AVAX」の購入が可能に、アバランチとコアウォレットに統合で、ユニスワップウォレットに「Robinhood Connect」統合、ロビンフッド内の資金で暗号資産購入可能に、イーサリアムL2「Scroll」がアップグレード実施、EIP-4844に対応、クリプトヴィレッジのLocal DAO、旧山古志に続き「長野県天龍峡」と「宮崎県椎葉村」を選定。「Nishikigoi NFT」保有者の投票で決定へ