福岡県みやこ町商工会、ブロックチェーン活用のプレミアム付商品券「みやこっPay」発行へ

福岡県みやこ町商工会、ブロックチェーン活用のプレミアム付商品券「みやこっPay」発行へ

株式会社筑邦銀行が、福岡県京都郡みやこ町商工会が発行するプレミアム付き地域商品券においてスマートフォンから申込、購入、利用、精算まで一貫して行う仕組みを提供することを6月1日発表した。

このプレミアム付き地域商品券「みやこっPay」はSBIホールディングス株式会社の協力のもと、九州電力株式会社が提供する情報プラットフォームが利用されている。なお情報プラットフォームの決済基盤には株式会社Orb(オーブ)が開発した分散型台帳技術「Orb DLT」が採用されている。

このプラットフォームを活用してプレミアム付商品券を電子化する取組みは、うきは市、太宰府市、平尾商工連合会、箱崎商店連合会、日田市、みやま市、北九州市に続き8件目の事例となる。

「みやこっPay」は6月1日から20日まで申込期間にて7月1日から12月31日の期間にて利用できるとのことだ。利用者はスマートフォンでアプリをダウンロードし、申込・購入すると購入金額に加え、プレミアム分を付与される。買い物時には、店舗にあるQRコードを利用者のスマートフォンで読み取り、決済を行うとのことだ。

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参考:SBI株式会社筑邦銀行九州電力
デザイン:一本寿和
images:iStock/yewkeo・artsstock

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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