CoinPost(コインポスト)とINBlockchain(インブロックチェーン)グループが合弁会社Links(リンクス)を設立し暗号資産(仮想通貨)を用いたサービス展開へ

CoinPost(コインポスト)とINBlockchain(インブロックチェーン)グループが合弁会社Links(リンクス)を設立し暗号資産(仮想通貨)を用いたサービス展開へ

国内暗号資産(仮想通貨)・ブロックチェーンメディアCoinPost(コインポスト)を運営する株式会社CoinPostとブロックチェーンの投資・開発等を手掛けるINBlockchain(インブロックチェーン)グループが共同で、合弁会社・Links(リンクス)株式会社を11月11日に設立したことを12月8日発表した。両社はLinks株式会社を通して、企業がビットコイン等のマイクロペイメントを活用し暗号資産を用いたビジネス設計ができるサービスを日本で展開するとのことだ。

Linksはリリースにて、1円以下の価値を即座に移転可能な「マイクロペイメント(少額決済)」の実現が旧来のビジネスモデルを大きく変革する可能性を秘めていると説明しており、また同社は現在ビットコインの普及を「価格変動の大きさ」「取引手数料」「決済スピード」少額決済に係る「税制面」が妨げている要因であり、これらの問題が解決されれば今までの通貨や資産にはないビットコインの特性が、あらゆる領域で注目され得るとの考えを説明している。Linksではこれらの問題を解決するためのネットワークやアプリ構築を通じ、ビットコインが日本の社会でマーケティングやビジネス運用に広く活用される世界を目指すとのこと。

Linksが2021年春にローンチを予定している「Linksアプリ」では、ビットコインのブロックチェーンとつながる別のネットワークで資産管理を行うことで「手数料無料」「即時決済」の2つを実現したとのこと。

また「Linksアプリ」では、ユーザーへの報酬としてビットコインを付与することでポイント感覚で金融資産を獲得できる仕組みを構築するとのこと。Links社は、お金を使わずとも金融分野にアクセスできる機会を提供することで、今まで金融に関わりのなかったライトユーザーへの入り口を提供するとのことだ。

(images:iStock/Panuwat-Sikham・Igor-Korchak)

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あたらしい経済 編集部

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