コインベースウォレットがオプティミズムのスケーリングプロジェクトのテスト利用開始

コインベースウォレットがオプティミズムのスケーリングプロジェクトのテスト利用開始

暗号資産(仮想通貨)取引所を運営するコインベース(Coinbase)が開発・運用しているウォレットであるCoinbase Wallet(コインベースウォレット)がイーサリアムのスケーリングプロジェクト「オプティミズム(Optimizm)」のテストネットを統合したことを発表した。この統合によってコインベースウォレット上でユーザーはOptimizmのスケーリングソリューションであるオプティミスティック・ロールアップ(Optimistic Rollups)をテスト利用できるようになる。

ユーザーはCoinbase Walletを使いより安全で確実に残高確認を行えて取引できる。ユーザーはコインベースウォレットの「Activenetwork」タグでOptimistic Ethereumを選択するとテスト取引が行える。

イーサリアムの創始者のヴィタリック・ブテリン氏(Vitalik Buterin)は「Optimistic Rollupsへの移行において、最大の課題はユーザーエクスペリエンスです。ユーザーがデフォルトで安全な操作だけを行い、誤って安全ではないことを行わないようにすることです」と先日開催されたETH Global Summitで語っている。

その他のアプリやデモも近日中に公開予定であるとコインベースはツイートしている。

編集部のコメント

Optimistic Rollupは暗号技術を利用してメインブロックチェーンで処理しなければならないデータ量を減らすスケーリングアプローチです。一般的にはほとんどの処理の計算をオフチェーンで行うことで解決しようとしています。具体的にOptimistc Rollupはオフチェーンでデータのトランザクションとステートの状態が含まれたブロックを処理してメインネットへ提出します。ちなみにイーサリアムのステートは2種類存在していて、アカウントステートとワールドステートがあります。アカウントステートはそのイーサリアムアドレスに紐づいた状態を表しています。一方でワールドステートはイーサリアムネットワーク全体の状態を表しています。

コメント:竹田匡宏(あたらしい経済)

(images:iStock/Vit_Mar)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。 これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

【1/30話題】SBI VCトレードがビットポイント吸収合併へ、米CFTCがイベント契約の新規制を策定へなど(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

広告

イーサリアム開発者、後続アップグレードのHegotaで「FOCIL」提案、スケーリング下でも検閲耐性維持へ

イーサリアム(Ethereum)の次期プロトコルアップデート「グラムステルダム(Glamsterdam)」に続く「ヘゴタ(Hegotá)」に向け、「フォーク・チョイス・エンフォースド・インクルージョン・リスト(Fork Choice–enforced Inclusion Lists:FOCIL)」ヘッドライナー候補(CFI)として推す提案が、1月27日に開発者フォーラムEthereum Magiciansで共有された。FOCILは「EIP-7805」として仕様が提示されている