米ビットコインマイニング企業ライオット、ビットゴーへのデジタル資産移管完了。NYDIGとの保管契約終了

NYDIGとの保管契約は違約金なしで終了

米ビットコイン(BTC)マイニング企業ライオット・プラットフォームズ(Riot Platforms)が、NYDIGトラストに預けていたデジタル資産の保管先を変更し、従来の保管契約が終了したことを11月4日に開示した。

資産の移管は10月29日に完了しており、保管先はNYDIGトラスト(NYDIG Trust Company LLC)からビットゴー・バンク・アンド・トラスト(BitGo Bank & Trust, National Association)に切り替わった。

NYDIGトラストとビットゴーは、顧客に代わって暗号資産の保管や秘密鍵の管理などを行うカストディ事業者だ。ライオットは2023年11月1日付でNYDIGトラストと保管契約を締結した。この契約に基づき、NYDIGトラストはライオット名義の口座でBTCを保管していた。保管には、秘密鍵をインターネットから隔離された環境で管理するコールドストレージウォレットが使用されていた。なお、今回の契約終了に伴う早期解約違約金は発生していない。

これに先立ち、ライオットは10月7日にビットゴーと新たな保管契約を締結した。同社は10月14日、米証券取引委員会(SEC)へ提出した臨時報告書「フォーム8-K(Form 8-K)」で新契約を開示していた。新契約では、デジタル資産は原則としてライオット専用の分別管理口座に保管され、他の顧客やビットゴー自身の資産と区別される。また、資産の所有権は引き続きライオットに残る。

なお、ライオットは今回の移管に関する開示で、保管先を変更した具体的な理由や移管したデジタル資産の数量を明らかにしていない。

参考:フォーム8-K ・ライオット・プラットフォームズ
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

渡邉洋輔

「あたらしい経済」編集部 記者 ブロックチェーンおよびデジタル資産分野を専門とし情報発信を行っている。オンチェーンデータや流動性構造など、市場設計の観点からのリサーチにも取り組んでいる。