マイクロソフトのOpenAI関連売上高、四半期100億ドルに。Xbox事業を上回る

7〜9月期の全社売上高の約11%、収益分配などを含む

米マイクロソフト(Microsoft)が、オープンAI(OpenAI)との商取引により、2027会計年度第1四半期(2026年7〜9月)に100億ドル(約1兆5,800億円)の売上高を計上した。10月28日に公表された四半期報告書で確認できる。

同四半期のマイクロソフト全体の売上高は922億7,900万ドル(約14兆5,801億円)で、オープンAIとの商取引による売上高は約10.8%を占めた。

同日公表された決算資料によると、ゲーム関連の「エックスボックス(Xbox)」の売上高は53億7,900万ドル(約8,499億円)だった。また、PCメーカー向けのウィンドウズ(Windows)ライセンスやデバイスを扱う「Windows OEMおよびデバイス」の売上高は35億5,100万ドル(約5,611億円)で、オープンAIとの商取引による売上高は、いずれの区分も上回った。

四半期報告書では、100億ドルにはオープンAIから受け取る収益分配の支払いが含まれると説明されている。収益分配とその他の商取引の内訳は、同報告書では示されていない。

マイクロソフトはオープンAIの主要クラウドパートナーであり、クラウド基盤「アジュール(Azure)」を提供している。両社が4月27日に公表した契約見直しでは、オープンAIからマイクロソフトへの収益分配を、支払総額に上限を設けた上で2030年まで継続するとしていた。

また、マイクロソフトは四半期報告書で、オープンAIの株式を転換後ベースで約24%保有していると説明した。オープンAIは持分法適用先で、会計上「関連当事者」にあたることから、両社間の取引による売上高や売掛金を開示しているとのことだ。

参考:マイクロソフト SEC提出四半期報告書(Form 10-Q)・マイクロソフト 2027会計年度第1四半期決算資料
画像:PIXTA

関連ニュース

関連するキーワード

#AI

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 副編集長 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。