OKJに「ミッドナイト(NIGHT)」上場へ、板取引は国内初

OKJがNIGHT取扱へ

国内暗号資産(仮想通貨)取引所OKJが、暗号資産「ミッドナイト(NIGHT)」の取り扱い予定を10月10日に発表した。取扱い開始は10月13日17:00の予定だ。

なおNIGHTが国内暗号資産取引所に上場するのは、今回で2例目となる。ソニーグループの暗号資産取引サービス「S.BLOX(エスブロックス)」では、8月24日から同銘柄が販売所で取り扱われている。

またOKJによると、暗号資産交換業者によるNIGHTの板取引提供は国内初になる予定だ。これは、10月10日時点の同社調べによるものだ。

OKJによるNIGHTの取り扱い対象サービスは、取引所、販売所、積立、入出庫になるとのこと。対応ネットワークはカルダノ(Cardano)チェーンとなる。

ただし、取引所サービスでのNIGHTの取り扱いは、取引システムのアップグレード後の取引所に限られる。また同社によると、取扱い開始時刻は前後する場合があるという。 

NIGHTは、ゼロ知識証明(ZK)を活用したプライバシー保護型のレイヤー1ブロックチェーン「ミッドナイト(Midnight)」のネイティブ・ガバナンストークンだ。

ミッドナイトは、カルダノの創設者チャールズ・ホスキンソン(Charles Hoskinson)氏が構想したブロックチェーンで、カルダノエコシステムの一部として開発されている。同ネットワークは、カルダノと連携する独立したレイヤー1ブロックチェーン「パートナーチェーン」に位置づけられる。

ミッドナイトは、個人データや企業の機密情報を保護しながら、必要な情報を選択的に開示できる仕組みを備えている。

ミッドナイトのメインネットは2026年3月に稼働を開始した。同ネットワークのロードマップには、他のチェーン上のアプリケーションにプライバシー機能を組み込む「ハイブリッドdApp」の実現も掲げられている。

NIGHTは初期にカルダノチェーン上で発行された。ミッドナイトチェーン上のNIGHTは、カルダノチェーン上のNIGHTと1:1で対応する形で流通している。OKJが今回取り扱うのは、カルダノチェーン上のNIGHT(cNIGHT)となる。

NIGHTの初期配布では、エアドロップ「グレイシャー・ドロップ(Glacier Drop)」が2025年に実施された。対象は、カルダノ(ADA)、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ソラナ(SOL)、エックスアールピー(XRP)、ビルドアンドビルド(BNB)、アバランチ(AVAX)、ベーシックアテンショントークン(BAT)の8種類の暗号資産の保有条件を満たした利用者だった。

OKJも2025年7月7日、ミッドナイト財団(Midnight Foundation)と連携し、対象銘柄の保有者向けにNIGHTのエアドロップを実施する予定だと発表していた。

またミッドナイトでは、登録されたNIGHTの保有量に応じて、取引手数料の支払いやスマートコントラクトの実行に使うネットワーク資源「ダスト(DUST)」が生成される仕組みを採用している。

同社の発表によると、今回の追加によりOKJの取扱銘柄は55種類になるという。

現在同取引所では、ビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、イーサリアム(ETH)、イーサリアムクラシック(ETC)、ライトコイン(LTC)、エックスアールピー(XRP)、リスク(LSK)、オーケービー(OKB)、アイオーエスティー(IOST)、エンジンコイン(ENJ)、ベーシックアテンショントークン(BAT)、トロン(TRX)、クアンタム(QTUM)、アバランチ(AVAX)、ステラルーメン(XLM)、カルダノ(ADA)、ディープコイン(DEP)、ポルカドット(DOT)、ジリカ(ZIL)、テゾス(XTZ)、シバイヌ(SHIB)、サンド(SAND)、ポリゴン(POL)、パレットトークン(PLT)、ダイ(DAI)、ファイルコイン(FIL)、アービトラム(ARB)、アスター(ASTR)、フィナンシェトークン(FNCT)、オアシス(OAS)、スイ(SUI)、マスクネットワーク(MASK)、カイア(KAIA)、ドージコイン(DOGE)、アプトス(APT)、ソラナ(SOL)、エイプコイン(APE)、メイカー(MKR)、オプティミズム(OP)、ネオ(NEO)、グラム(GRAM)、アイオーテックス(IOTX)、ぺぺ(PEPE)、ビルドアンドビルド(BNB)、セイ(SEI)、オフィシャルトランプ(TRUMP)、チェーンリンク(LINK)、スカイ(SKY)、ミームコイン(MEME)、ステップン(GMT)、ベラチェーン(BERA)、ヘデラ(HBAR)、カントンコイン(CC)が取り扱われている。

なおOKJは、エフィニティトークン(EFI)の売買サービスでの取り扱いを終了している。同銘柄の入出庫サービスは継続されている。

参考:OKJ
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 副編集長 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。