チェーン終了や用途変更、価格乱高下が続くLSK
国内暗号資産(仮想通貨)取引所OKJが、暗号資産「リスク(LSK)」の販売所および積立サービスを一時停止した。OKJが9月14日に公式Xで発表した。
停止日時は同日15時30分。OKJは停止理由について「LSKを取り巻く市場環境の変化に伴い」と説明している。
再開日時は未定である。再開が決まり次第、同社のお知らせページなどで案内するという。
なお、今回の発表で停止対象として示されたのは販売所と積立サービスである。取引所(板取引)および入出庫サービスについては、停止対象として言及されていない。
LSKを取り巻く市場環境の変化
LSKを巡っては、ブロックチェーンの終了やトークン用途の変更、取引所での取扱い縮小など、大きな環境変化が相次いでいる。
Lisk創業者のマックス・コーデック(Max Kordek)氏は2026年8月、リスクチェーン(Lisk Chain)を同年10月31日に終了すると発表した。Lisk DAOについても終了手続きが進められている。
Lisk側は、Lisk Chain上にあるLSKやその他の資産を10月31日までに移動するよう利用者に求めている。一方、イーサリアム(Ethereum)上または取引所で保有するLSKについては、利用者側の対応は不要としている。今後はEthereumがLSKの主要ネットワークになるという。
LSKの役割も変更される。LSKは今後、法人向け金融管理サービスへ転換する「新たなLisk」のロイヤルティトークンとして利用される予定だ。またLisk DAOでは、1億LSKをバーンし、総供給量を4億LSKから3億LSKへ減らす手続きも進められている。
また足元では、LSK価格が大きく変動している。ビットフライヤーの表示では、本稿執筆時点の9月15日9時27分、LSKの参考価格は55.5円。24時間騰落率はマイナス47.94%となっている。24時間高値は171円、安値は55.5円であった。なお同価格は仲値を基に算出した参考価格であり、実際の約定価格とは異なる。
こうしたチェーン運営方針の転換、トークン用途の変更、価格の乱高下は、OKJが示した「LSKを取り巻く市場環境の変化」の背景として想定できる。
ただしOKJは、これらの動きと今回のサービス停止との直接的な因果関係を明らかにしていない。
【お知らせ】LSKの販売所・積立サービスの一時停止に関するお知らせ
— OKJ(オーケージェー) (@OKCoinJapan) September 14, 2026
当社では、LSKを取り巻く市場環境の変化に伴い、以下の通りLSKの販売所・積立サービスを一時停止させていただきます。
■停止日時
2026年9月14日(月) 15:30~
再開日時は、当社お知らせページ等にて改めてお知らせいたします。…
画像:iStocks/Ninja-Studio