クーコイン、ステーブルコイン活用の利回り商品「KCUSD」ローンチ

KuCoinがステーブルコイン活用の利回り商品公開

暗号資産(仮想通貨)取引所クーコイン(KuCoin)が、ステーブルコインを活用した利回り商品「KCUSD」のローンチを9月7日に発表した。 KCUSDは、取引口座などで使われずに保有されているステーブルコインから利回りを得られるようにし、利用者の資本効率を高めることを目的に設計されているとのこと。KCUSDの提供対象は、利用条件を満たす一般ユーザー、富裕層、機関ユーザーとなっている。

KCUSDのローンチ時点ではUSDT、USDC、USDGを利用して最低1単位から申し込むことができ、申込手数料はかからない。また、申し込みに使用したものと同じ種類の資産で償還できる。

KCUSDの基本APR(年率)は変動型で最大4%となり、市場環境などに応じて変更される可能性がある。報酬は日次で計算され、利用者のKCUSD残高に自動的に加算されるため、手動で再投資することなく複利運用される仕組みだ。報酬は、RWA(現実資産)からの投資収益を含むクーコインのエコシステムの営業収益などが原資となっている。

クーコインは、ステーブルコインを取引口座に置いたままにすると利回りを得られない一方、従来のステーキングや単独の運用商品に移すと、取引に即時利用しにくくなる点を課題として挙げている。KCUSDではまず、保有によって利回りを得られる仕組みを提供し、将来的には証拠金として利用可能にする計画だ。

クーコインは今後、KCUSDの用途を利回り獲得から担保や取引へ段階的に広げ、同社エコシステムにおける流動性、資産の生産性、リスク管理をつなぐインフラとして活用する方針だ。

なおクーコインはKCUSDの利用規約で、同商品はステーブルコインや証券、トークン化RWAなどには該当せず、ブロックチェーン上で発行される資産でもないと説明している。

参考:クーコイン
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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