ICEとOKX、原油ベンチマーク連動の無期限先物を提供へ

OKXでICEの原油ベンチマーク無期限先物提供へ

海外暗号資産(仮想通貨)取引所OKXで、インターコンチネンタル・エクスチェンジ(Intercontinental Exchange:ICE)の原油ベンチマークに基づく無期限先物(パーペチュアル)が提供される予定だ。OKXが5月22日に発表した。

ニューヨーク証券取引所(New York Stock Exchange:NYSE)を傘下に持つICEは3月5日、OKXへの出資と戦略的関係の構築を発表。この出資はOKXの評価額を250億ドル(約3.9兆円)とするもので、投資条件は公表されていない。

今回OKXとICEが提供を計画しているのは、ICEのブレント原油先物とWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエイト)原油先物の価格を基礎にした無期限先物だ。なお、取引開始日は明らかにされていない。

メディア「ブルームバーグ(Bloomberg)」によると、これらの商品は、OKXが無期限先物商品の提供ライセンスを有する法域で、同取引所のプラットフォーム上で取引可能になる予定だという。

ブレント原油は、欧州・アフリカ・中東などを含む国際的な原油取引で広く参照される代表的な原油ベンチマークだ。一方、WTI原油は米国産の軽質低硫黄原油を代表する価格指標で、主に米国原油市場のベンチマークとして利用されている。

ちなみにブルームバーグは5月15日、ICEと米CMEグループ(CME Group)が、暗号資産デリバティブプラットフォーム「ハイパーリキッド(Hyperliquid)」を巡り、米CFTC(商品先物取引委員会)や議会関係者に監視強化を求めていると報じた。両社は、同プラットフォームの匿名性や24時間取引に伴う市場操作・制裁回避リスクを懸念しているという。

画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。