JPYC、シリーズB2ndクローズで28億円を追加調達へ

JPYCが28億円を追加調達へ

日本円ステーブルコイン「JPYC」を発行・運営するJPYC社が、シリーズBラウンドのセカンドクローズにおいて、28億円の追加資金調達を完了する予定だと4月20日に発表した。

これにより、同社がファーストクローズと合わせたシリーズBラウンドで調達した累計額は、約46億円になる見込みとのこと。

セカンドクローズの投資家は、NCBベンチャーキャピタル、テクミラホールディングス、メタプラネット、キャナルベンチャーズ、SUMISEI INNOVATION FUND、i-nest capital、NTVP、北洋銀行、横浜キャピタル、その他とのことだ。

JPYC社は調達資金の使途について、「システム及びアプリケーションの開発」、「事業開発に必要な人材の採用」、「ステーブルコインの発行・償還、取引、決済及び管理並びにその支援に関する事業への資金投入」、「新たな成長機会への戦略的投資」の4つを挙げた。

「システム及びアプリケーションの開発」においては、マルチチェーン展開のさらなる拡充や、プログラマブルマネーとしての特性を活かし、AIエージェントが自律的に価値の送受信を行う「M2M(Machine to Machine)決済」のネイティブ通貨としてJPYCが機能するよう、ユーザーおよび導入企業にとってシームレスな開発環境の提供に投資するとしている。

また「事業開発に必要な人材の採用」では、決済導入やユースケース開拓を牽引する事業開発人材、既存金融機関とのシームレスな連携や進化する法規制へ機動的に対応するための法務・コンプライアンス人材、より強固なAML/CFT体制の構築、およびブロックチェーン専門家を対象に重点的に投資するとのこと。 

JPYC社は2月27日、シリーズBラウンドのファーストクローズにおいて、総額17.8億円の資金調達完了予定を発表していた。

なおJPYCは昨年10月の発行開始以来、現在累計発行額は21億円を突破。同社からの直接のアカウント開設数は17,000件だが、JPYCを保有したことがあるウォレットアドレス数はその約8倍にあたる137,000アドレスを突破しているとのことだ。

参考:JPYC
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 副編集長 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。