ホットリンクG傘下のNonagon Capital、DeFi「エセナ」活用の運用枠を最大10億円に拡充

ノナゴンが運用枠を最大10億円に拡充

東証グロース上場ホットリンクのグループ企業ノナゴンキャピタル(Nonagon Capital)が、DeFi(分散型金融)プロトコル「エセナ(Ethena)」を活用した運用規模を計10億円へ拡大する予定だ。ホットリンクが2月27日に発表した。エセナは、価値が米ドルに連動するステーブルコインUSDeを発行するプロトコル。ノナゴンキャピタルは、これまでのエセナで6億円分のUSDeを運用してきた。

今回ノナゴンキャピタルは、これまでの運用実績を踏まえ運用枠に4億円を追加する。これにより最大10億円規模を運用する予定とのこと。同社は運用規模拡大により収益基盤を強化し、事業全体の黒字化を目指すとしている。なお追加資金は、ホットリンクからの追加資金拠出によるものだという。

ノナゴンによると、ステーブルコインを原資とするDeFi運用は2025年10月から実施されており、運用開始以降の利回りは年利4%水準で推移しているという。この運用は、同社のDAT(デジタルアセットトレジャリー)戦略における収益源として機能しているとのこと。

ノナゴンは今回の追加資金の配分先として、米ドル建てステーブルコイン「USDC」を挙げた。あわせて、合理的な収益性が見込める信頼性の高いステーブルコインを用いたDeFi運用などへも追加資金を充てる計画だという。同社は運用手法として、ステーキング、レンディング、流動性提供などを挙げ、この中から相対的にリスクを抑えた手法を採用する予定とのこと。

ノナゴンは今回の運用で得た知見を、自社の投資事業やコミュニティ事業、バリデーター事業などの既存事業に生かす予定だという。さらに同社は、その知見をクライアント企業にも展開し、暗号資産(仮想通貨)とブロックチェーン技術の普及に貢献していく方針だ。

ノナゴンは、米国サンフランシスコ・ベイエリア拠点のブロックチェーン領域に特化したグローバルベンチャーファンドだ。同社は投資活動に加え、レイヤー1ブロックチェーン「オアシス(Oasys)」のバリデーター運用や、プライバシー重視のブロックチェーンプロトコル「イントマックス(INTMAX)」のブロックビルダー(ノード)運用も手がけている。

参考:ホットリンク
画像:iStocks/Ket4up

関連ニュース

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。