コインチェックG、デジタル資産運用会社3iQを傘下へ、マネックスGから株式譲渡で

コインチェックGが3iQ買収へ

日本の暗号資産(仮想通貨)取引所コインチェックの親会社でオランダに本社を置く米ナスダック上場のコインチェックグループ(Coincheck Group N.V.:CCG) が、カナダ拠点のデジタル資産運用会社3iQを傘下とすることが1月8日に発表された。

本件は、CCGの親会社で筆頭株主のマネックスグループが、3iQおよび同社親会社3iQデジタルホールディングス(3iQ Digital Holdings)の株式を96.8%(完全希薄化後94.7%)保有する中間持株会社、1000745629 ONTARIOの発行済み株式全てをCCGへ譲渡することで行われる予定だ。

譲渡対価は新たに発行されるCCG株式27,149,684株となる。1株あたり4米ドルで評価されるため、同株式は1億859万8,736ドル(約171億円)相当となる。株式譲渡実行日は4月が予定されている。

なおこの取引は、マネックスグループ内における組織再編の一環として実施されるものとのことだ。

2024年4月にマネックスグループの子会社となった3iQは、北米において初めてビットコイン(BTC)およびイーサリアム(ETH)を投資対象とするETF(上場投資信託)を設定し、昨年4月には北米初となるステーキング機能を伴うソラナ(SOL) ETFを上場させたほか、同年6月にはエックスアールピー(XRP) ETFを上場させている。同社の運用残高は2025年12月末時点で16億5,200万カナダドルに達し、2024年6月末の10億8,500万カナダドルから52%の成長を遂げたとのこと。

マネックスグループは、本取引にて3iQを同社直下からCCG傘下へ再編することで、CCG傘下における企業群と3iQとの連携強化を図るとのこと。また暗号資産事業に深い知見を有する人的リソースをCCG傘下に集約させることにより、マネックスグループ全体の成長戦略および事業シナジーの最大化に資すると伝えている。

またコインチェックグループによる3iQの買収は、2025年10月に行われたフランス拠点の機関投資家向け登録暗号資産プライムブローカー、アポロ(Aplo)の買収と、2025年3月に行われたステーキングプラットフォームサービス提供のネクストファイナンステック(Next Finance Tech)買収に続くものとなる。

参考:マネックスG・コインチェックG
画像:iStocks/jittawit.21

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 副編集長 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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