DEAが22億円の資金調達、シリーズA総額で約54億円に

DEAのシリーズA資金調達額が約54億円に

シンガポール拠点でグローバルにGameFiプラットフォーム事業を展開するDigital Entertainment Asset(DEA)が、シリーズAラウンドにおいて新たに22億円の資金調達を実施したと9月24日に発表した。

これによりシリーズAの累計調達額は約3,800万米ドル(約54億円)に達したとのことだ。

発表によると同ラウンドには、ジャパンインベストメントアドバイザー(JIA)やアシックス・ベンチャーズ、SBIグループ、大和ハウスグループ未来価値共創1号投資事業有限責任組合、イオレ、ホンゴウホールディングス(Hongo holdings)などが出資者として参加しているとのこと。

DEAは今回調達した資金を活用して、日本企業への転身と、暗号資産(仮想通貨)「ディープコイン:DEAPcoin(DEP)」発行体事業者として、初の東証グロース市場上場を2028年に目指すとのこと。これにより同社は、社会的価値と経済的価値の両立を目指した革新的ソリューションの創出に挑戦していくとのことだ。

2018年シンガポールで創業したDEAは、Play-to-Earn(P2E)の課題解決ゲームプラットフォーム「PlayMining」、NFTマーケットプレイス「PlayMining NFT」、電力会社と連携した社会貢献型ゲーム「PicTrée(ピクトレ)」、遠隔ゴミ分別ゲーム「Eco Catcher Battle(エコキャッチャーバトル)」など運営する他、独自暗号資産「DEP」を発行している。

参考:DEA
画像:iStocks/BadBrother

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 副編集長 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。