国内初、ビットトレードにクラトス(CRTS)上場へ

ビットトレードにCRTS上場へ

国内暗号資産(仮想通貨)取引所ビットトレード(BitTrade)が、暗号資産クラトス(CRTS)の取り扱い予定を7月31日に発表した。8月中に取り扱い開始予定とのこと。

なおCRTSが予定通りにビットトレードに上場すれば、国内初の事例となる。

発表によるとCRTSの取り扱いは、ビットトレードのWEB版およびアプリにおける、入出金、積立を含む販売所での購入・売却だ。取扱開始時点では、取引所(板取引)には対応しないようだ。なお同取引所で取り扱うCRTSのウォレットアドレスはERC20のみの対応となっている。そのため他対応アドレスから同取引所アカウントへ入金した場合、資産が取り戻せなくなる可能性がある。

なおCRTSとは、V2E(Vote To EARN)プラットフォームアプリ「クラトス(CRATOS)」で利用されているトークンとのこと。同アプリを利用するとユーザーは質問の作成、投票に参加、コメントなどを行うことで報酬を得られるという。また同アプリは60万ダウンロードを記録し、多くのユーザーに利用されており、これまでに100を超える国内外のメディア調査や世論調査を実施しているとのことだ。

CRTSの取り扱いによりビットトレードの取扱暗号資産は合計48銘柄となる予定。ただし8月29日にモナコイン(MONA)、ネム(XEM)、メイカー(MKR)の取り扱い廃止が決定している。

ビットトレードでは現在、廃止予定のMONA、XEM、MKR、今回上場予定のCRTSの他、ビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、イーサリアム(ETH)、イーサリアムクラシック(ETC)、ライトコイン(LTC)、ステラルーメン(XLM)、エックスアールピー(XRP)、ベーシックアテンショントークン(BAT)、オントロジー(ONT)、トロン(TRX)、クオンタム(QTUM)、シンボル(XYM)、エイダ(ADA)、ポルカドット(DOT)、アイオーエスティー(IOST)、ビットコインSV(BSV)、ジャスミー(JMY)、コスプレトークン(COT)、テゾス(XTZ)、ディープコイン(DEP)、フレア(FLR)、アスター(ASTR)、ボバネットワーク(BOBA)、コスモス(ATOM)、イオス(EOS)、ドージコイン(DOGE)、シバイヌ(SHIB)、ザ・サンドボックス(SAND)、アクシーインフィニティ(AXS)、ダイ(DAI)、ポリゴン(MATIC)、ソーラー(SXP)、ソラナ(SOL)、アプトス(APT)、トンコイン(TON)、スイ(SUI)、ビルドアンドビルド(BNB)、ジャパンオープンチェーントークン(JOC)、ジパングコイン(ZPG)、ユーピーシーエックス(UPC)、ラップドビットコイン(WBTC)、ペペ(PEPE)、オプティミズム(OP)、アービトラム(ARB)の取引が行われている。

参考:ビットトレード
画像:iStocks/Ninja-Studio

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 副編集長 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。