Bybit、オーストリアでMiCAライセンス取得、EEA29か国でサービス提供可能に

BybitがオーストリアでMiCAライセンス取得

海外大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイビット(Bybit)が、オーストリアの金融規制当局(FMA)から、EU(欧州連合)の「暗号資産市場規制(MiCA/MiCAR:Markets in Crypto Assets Regulation)」に基づくライセンスを取得したと5月29日に発表した。

同ライセンス取得によりバイビットは、欧州経済領域(EEA)加盟29カ国に居住する約5億人のユーザーに対し、サービス提供が可能になったとのこと。

またバイビットは今回のライセンス取得に伴い、オーストリアの首都ウィーンに欧州本社を正式に設立したという。FMAのサイトによるとバイビットEUが、「Crypto-Asset Service Provider(CASP)」として登記を行っている。

今後バイビットは欧州展開のためにオーストリアにて大規模な投資を行い、ウィーンで100名以上の専門人材を採用するという。これにより地域に根差した規制準拠のサービスを提供していく予定とのことだ。

参考:バイビットFMA
画像:iStocks/Aleksei_Derin

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 副編集長 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。