ガイアックスがLibraで決済するマーケットプレイスアプリのプロトタイプ「FLIBRA」を開発

ガイアックスがLibraで決済するマーケットプレイスアプリのプロトタイプ「FLIBRA」を開発

株式会社ガイアックスが、Facebookが開発を進める独自の仮想通貨「Libra」を決済手段とした、マーケットプレイスアプリケーションのプロトタイプ「FLIBRA(フリブラ)」を開発したことを2月6日プレスリリースにて発表

また同アプリは、オープンソースソフトウェアとして公開し、デモサイトをオープンしたとのこと。

「FLIBRA」は、不用品の出品、購入申し込みから、Libraを使ったエスクロー決済(取引中の間は金銭は預けられ、取引が完了するまで金銭の移動を確定しない安全な決済方法)、そしてレビューの機能を実装し、マーケットプレイスのアプリケーションとしての、最小構成を実現したとのこと。

Libraの実用性が高まれば、スマートコントラクトを活用したアプリケーションの実用化へと前進し、その結果としてシェアリングエコノミーの発展にも繋がると同社は考えている。

編集部のコメント

Libraはメインネットでまだ稼働はしていませんが、日本でのメインネット稼働後を想定した動きをする会社も、このように出てきました。同社が「ブロックチェーンや仮想通貨を使ったアプリケーションの開発者向けに知見共有や技術貢献もおこないます」とリリースでコメントをしているように、オープンソースで公開がされているので、これからLibraに関して事業を考えている事業者は同サービスは参考になるのではないかと考えます。


コメント:大津賀 新也(あたらしい経済)

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

ブロックチェーン、仮想通貨(暗号通貨)、トークンエコノミー、評価経済、シェアリングエコノミーなどの「あたらしい経済」をテーマにしたWEBメディアです。「あたらしい経済」モデルやそこでの稼ぎ方、そこで未来を切り開く人々のエピソード、あたらしい時代における働き方や学ぶべきことなどを、紹介します。これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

【5/17話題】スラッシュがSlash Vプリカ SHOP開始、SECのSAB121覆す決議案が可決など

スラッシュが「Slash Vプリカ SHOP」開始、暗号資産でVプリカ購入可能に、米上院、SECの暗号資産会計ルール「SAB121」を覆す決議案を可決、インド証券取引委員会、暗号資産取引の監督に前向き、準備銀行とは対照的に、仏証券監督当局、投資家にBybitの無登録営業を警告、KuCoin、ナイジェリアの規制準拠に向け一部サービスを停止、米CME、ビットコイン現物取引の提供検討か=報道、リップル、「XRP Ledger」をコスモスのインターチェーンに接続、マスターカードがカーボンクレジットのトークン化における概念実証完了、スタンダードチャータード銀行らと、DTCC、大手銀行らとファンドのトークン化推進する「Smart NAV」の実証実験完了。チェーンリンク活用で