最大1,000万円資金援助も、DJTとgumiが学生向けweb3起業支援制度を発表

DJTとgumi、学生向けweb3起業支援制度を発表

ブロックチェーンーゲームを開発するdouble jump.tokyo(DJT)が、gumiと共同で、web3領域で起業を目指す学生向けの支援制度「Web3 Startups」を創設することを7月1日に発表した。

同社ら現状の日本におけるweb3の課題は「若手世代が起業を行うための環境が十分に整備されているとは言い難く、特に学生が起業を目指すにあたっては、資金面や経験面の不足等」だとし、それら課題解決のため2社で「Web3 Startups」の創設を決めたとのこと。

「Web3 Startups」の対象は、web3領域で起業を目指す大学生、短大生、専門学校生など学生とのこと。支援内容は、最大1,000万円の学費や事業の立ち上げに対する支援金の給付、プロダクトの事業化に向けたアドバイスの提供、Web3に係る情報やネットワークの提供、DJTやgumiにてインターンとしての受入れ(期間中HA給与支給)、事業化に成功した際の追加の資金提供の検討などが挙げられている。

なお支援を受けるには有識者による事前審査を通過する必要があるとのこと。

「Web3 Startups」の具体的な支援人数について取材したところ、「一期生は5名(もしくは5団体)を予定」しているとのことだ。なお募集方法については応募開始時に告知予定だとのこと。

またdouble jump.tokyo代表取締役CEOの上野広伸氏に、若手としてweb3を楽しむための素養について訊いたところ、「柔軟な思考で、とりあえずやってみる!って勢いが大事」と語ってくれた。

この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。 「あたらしい経済」の編集者・記者。

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