アメックスとアブラ、暗号資産リワード付きクレカ発表

アメックスとアブラ、暗号資産リワード付きクレカ発表

暗号資産(仮想通貨)の投資および管理アプリ提供のアブラ(Abra)が、アメリカンエクスプレス(American Express)と共同で、暗号資産リワード付きのクレジットカードを開発中であることが6月10日にわかった。

なおアメリカンエクスプレスとして初の暗号資産リワード付きのカードを提供となる予定だ。なお暗号資産でのリワードは、アブラがサポートする100以上の暗号資産で取引可能で、カードの年会費や海外取引手数料はかからないという。カード名称は「Abra Crypto Card」で、その発行時期やリワード率など詳細は現時点では明かされていない。

さらに「Abra Crypto Card」は、アメックスオファー(ショッピング、旅行、ダイニング、サービス、エンターテインメントなど)、プレセールチケットアクセス、グローバルダイニング特典、購入保護など、アメリカンエキスプレスネットワークからの複数の特典も提供する方針だ。

ちなみにアメリカンエクスプレスは、ベンチャー部門のアメリカンエクスプレスベンチャーズを通して、2015年のシリーズAラウンドでアブラへ出資を行なっている。 

アメリカンエキスプレスのグローバルネットワークサービス担当社長モハメド・バディ(Mohammed Badi)氏は次のようにコメントしている。

「私たちが商取引の進化と革新を支援する方法の一つは、フィンテック企業がアメリカンエキスプレスのグローバル決済ネットワークとAmex/i2cプラットフォームを活用して革新的な決済ソリューションを容易に開発・拡張できるようにすることです。暗号資産と従来の金融サービスの両方に深い専門知識を持つアブラとは、アメックスベンチャーズの投資ポートフォリオを通じて長年の関係を築いており、今回彼らの最初のカードの決済ネットワークとして、アメリカンエキスプレスのブランドとメリットを顧客に拡大できることを嬉しく思います」

アブラ創設者兼CEOビル・バーハイト(Bill Barhydt)氏は、次のようにコメントしている。

「私たちは、暗号資産の取引、利息の獲得、暗号資産に対する借入を、1つの統合アプリで誰でも簡単に行えるようにしました。アメリカンエクスプレスとの提携により、暗号資産へのアクセスと獲得がより簡単になります。またこのニュースは、最終的に販売現場で直接、即座に与信枠を提供するというアブラの目標に向けた新たな一歩を意味します。これは決済の未来です」

参考:Abra
images:iStocks/Smederevac・inkoly
デザイン:一本寿和

この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。 「あたらしい経済」の編集者・記者。

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