スタンダードチャータード銀行ら、機関投資家向け暗号資産の利回り提供プロダクト開発

スタンダードチャータード銀行ら、機関投資家向け暗号資産の利回り提供プロダクト開発

金融サービス大手のスタンダードチャータード銀行と、資産運用大手のノーザントラスト(Northern Trust)が、機関投資家向けに暗号資産(仮想通貨)の利回りを提供するプロダクトを開発していることを、メディア「The Block」が3月15日に報じた。

このプロダクトは、スタンダードチャータード銀行とノーザントラストの合弁会社であるゾディアカストディ(Zodia Custody)が、開発しているとのこと。ゾディアカストディは昨年7月に英金融規制当局の認可を受け、現在ビットコイン(BTC)とイーサ(ETH)のカストディサービスの提供している。

なお、このプロダクトの発売時期に関しては規制当局の承認が必要とのことで、今年中の提供を目指しているようだ。

昨年9月にゾディアカストディは、機関投資家向けに銀行間のデジタル資産取引プラットフォームを提供する英ピュアデジタル(Pure Digital)と、銀行サービスと暗号資産カストディサービスを連携するためのテスト取引を行なっていた。

参考:The Block
デザイン:一本寿和
images:iStocks/pgraphis・Ninja-Studio

この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。 「あたらしい経済」の編集者・記者。

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