「Crypto .com Capital」、テックジャーナリストをパートナーとして採用

「Crypto .com Capital」、テックジャーナリストをパートナーとして採用

暗号資産取引所等を運営する「Crypto.com」のファンド「Crypto.com Capital」が、元TechCrunchのジャーナリストであるジョン・ラッセル(Jon Russell)氏をパートナーとして採用したことを1月17日に発表した。ラッセル氏は「TechCrunch」やサブスクリプションメディア「The Ken」で、約10年間テック系ジャーナリストとして活躍してきた人物だ。

「Crypto.com Capital」は2021年3月に立ち上げられたファンドで、運用規模は2億ドル。その投資先はアーリーステージのWeb3スタートアップで、最大1000万ドルをトークンと株式の両方に投資するスタイルをとっている。これまでに「Crypto.com Capital」はLedger、Genies、DeBank、Matter Labsなどに投資をしてきた。

「Crypto.com」の共同設立者であるボビー・バオ(Bobby Bao)氏は次のようにコメントしている。

「『Crypto.com Capital』はまだ1年も経っていませんが、すでに何十人もの世界的な創業者と手を取り合って仕事をしており、もっと多くの創業者を見つけたいと思っています。ジョンをチームに加えることは、Web3のエコシステムをリスクを伴いながら成長させていくという意思表示です」

ジョン・ラッセル氏は次のようにコメントしている。

「『Crypto.com Capital』は世界最高のWeb3の創設者と新興企業が、その可能性を実現するのを支援する非常にユニークな利点をもたらすはずで、私は自分の役割を果たすのが待ちきれません」

参考:Crypto.com
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Who_I_am

この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。 「あたらしい経済」の編集者・記者。

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