イーサリアムのステーキングサービス一部地域対応へ、米コインベース

イーサリアムのステーキングサービス一部地域対応へ

暗号資産取引所コインベース(Coinbase)が、イーサリアム2.0のステーキングサービスの提供を一部地域で開始することを9月3日に発表した。

今回ステーキングサービスの対象となる地域はイギリスをはじめとするヨーロッパ諸国であり、対象の地域のユーザーは現在ウェイティングリストに登録できるとのことだ。

プレスリリースによると、これまで個人でイーサリアム2.0へステーキングをするためには最低32ETH(約1,280万円)と、ブロックチェーンに関する知識や技術が必要だったが、同社がステーキングサービスを提供しユーザーに課される要件を緩和することで、ステーキングをより簡単に、よりアクセスしやすいものにするとのことだ。

コインベースのヨーロッパ地域のゼネラルマネージャーであるマーカス・ヒューズ(Marcus Hughes)氏は以下のようにコメントしている。

「ここ数カ月、イーサリアムを購入する顧客が急増しているため、この資産のステーキングリワードを提供できることを嬉しく思います。個別に行うには非常に複雑なステーキングを簡素化することで、クリプトエコノミーの重要な部分へのアクセスを拡大する役割を果たせると考えています」

なおコインベースが提供するステーキングサービスでは最大で年利5%を報酬として得られるとのことだ。

参考:Finextra
デザイン:一本寿和

この記事の著者・インタビューイ

小俣淳平

「あたらしい経済」編集部 一橋大学2年生 真面目で温厚な20歳。大学1年生のころにブロックチェーンに出会い、その革新性に衝撃を受け、ブロックチェーン業界に足を踏み入れた。勢いのままに学内で「OneLab」というサークルを立ち上げ、週一で活動している。

合わせて読みたい記事

【5/2話題】ビットコインが下落、米検察がブロック捜査、レイヤーゼロがスナショなど

ビットコインが6%近く下落、FOMC控え 最高値から22%安、米連邦検察、米決済ブロックの社内業務を調査=報道、レイヤーゼロがスナップショット実施、エアドロ間近か、テザー社、Q1が過去最高益45億ドル超に、純資産額も初公表、米セキュリタイズがブラックロックらから4700万ドル調達。サークル、アプトスラボ、パクソスも参加、HashKey DX・リップル・SBI Ripple Asiaが提携、法人向けの「XRP Ledger」の日本市場導入で、「スイ(SUI)」のミステンラボ、グーグルクラウドと提携、親クリプト派マクヘンリー米下院議員、SECのイーサリアム調査を非難、ストライプで「AVAX」の購入が可能に、アバランチとコアウォレットに統合で、ユニスワップウォレットに「Robinhood Connect」統合、ロビンフッド内の資金で暗号資産購入可能に、イーサリアムL2「Scroll」がアップグレード実施、EIP-4844に対応、クリプトヴィレッジのLocal DAO、旧山古志に続き「長野県天龍峡」と「宮崎県椎葉村」を選定。「Nishikigoi NFT」保有者の投票で決定へ