SYNQAがイベントプラットフォームEventpopを子会社化

SYNQAがイベントプラットフォームEventpopを子会社化

ブロックチェーン・フィンテック企業であるシンカ(SYNQA、旧Omise Holdings)がイベントチケット・マーケティングプラットフォームを提供する企業イベントポップ(Eventpop)を子会社化したことを8月11日に発表した。

イベントポップはタイを拠点とする企業で、イベント主催者に向けて、イベントの広告からチケット販売、入場管理、イベント後のデータ分析に至るまで包括的にサポートするソリューションツールを提供している。

シンカはイベントポップと以前から事業提携を行っており、イベントポップはシンカ子会社で年内ローンチ予定のオムニチャンネルEコマースの開発にも貢献していたとのこと。

また、コロナ収束後に多面的な体験型イベントの需要が増え、イベントポップがイベントプラットフォームプロバイダーとしての立ち位置を強固なものにするとの確信から子会社化に至ったとのことだ。

シンカ代表取締役の長谷川潤氏は以下のようにコメントしている。

今回イベントポップがチームに加わる事を本当に嬉しく思います。イベントポップチームは以前より事業提携をしており、お互い切磋琢磨しプロダクトの開発をしてきました。その結果、お互いの強みや両チームの魅力をより理解し、両社が持つ技術や知見を合わせることでより良い未来が描けるという思いを強く感じた結果、買収という大きな決断に至りました。今回の新組織結成で更なる躍進できることを信じています。

またイベントポップ代表取締役のマックス・ボディスワン(Max Bodhisuwan)氏は以下のようにコメントしている。

世界中の人々が金融サービスの恩恵を受けるには、アクセスできるだけでなく、感覚的な操作性を追求した使いやすいエンド・ツー・エンドのプラットフォームを構築する必要があります。今回買収前から開発に携わっているプラットフォーム開発もUXにこだわったプロダクトであり、Eコマースを促進し、マーケットのデジタル化の加速を促すプラットフォームです。イベントポップがシンカグループに加わることで、世界中の人々が使える素晴らしいソリューションを提供していくことができる事を確信しています

参考:SYNQA
images:iStocks/Wavebreakmedia
デザイン:一本寿和

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この記事の著者・インタビューイ

小俣淳平

「あたらしい経済」編集部 一橋大学2年生 真面目で温厚な20歳。大学1年生のころにブロックチェーンに出会い、その革新性に衝撃を受け、ブロックチェーン業界に足を踏み入れた。勢いのままに学内で「OneLab」というサークルを立ち上げ、週一で活動している。

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