コインベースがApple Payを導入、Google Payは秋対応

コインベースがApple Payを導入、Google Payは秋対応

米暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)が、暗号資産購入の際の決済手段にApple Payを導入したことを8月6日発表した。なお対象は米国居住者向けのようだ。

発表によるとApple WalletにVisaまたはMastercardのデビットカードの同期が済んだ状態で、Apple Payに対応したiOSデバイスやSafariウェブブラウザからコインベースで暗号資産の購入を進めると、支払い方法としてApple Payが自動的に表示されるとのことだ。

また今年の秋以降には、Google Payでも暗号資産を購入できるようになるとの発表がされている。

またコインベースはReal Time Payments(RTP)を導入し、米国内の銀行口座をコインベースに同期しているユーザーに対して24時間365日の即時決済と1回の取引で最大10万ドルの利用を可能にしたとのこと。従来ではACH(Automated Clearing House)システムが利用されており、送金に最大5日かかることもあったという。

さらにコインベースは現在20ヵ国で利用可能なVisaとMastercardのデビットカードやクレジットカードでの決済方法を拡大するとのことで、今後数ヵ月のうちに新たに発表を行うとしている。

参考:コインベース
デザイン:一本寿和
images:iStocks/simpson33

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。