ルイヴィトンがブロックチェーンゲーム「LOUIS THE GAME」ローンチへ、ビープルがNFTアート提供

ルイヴィトンがブロックチェーンゲーム「LOUIS THE GAME」ローンチへ

LVMHグループのルイ・ヴィトンが、創業者ルイ・ヴィトン氏の生誕200年を記念したプロジェクト「LOUIS 200」の一環として、ブロックチェーンゲームアプリ「LOUIS THE GAME」をローンチすることを8月3日発表した。なおローンチ日である8月4日はルイ氏の誕生日とのこと。

このゲームは、創業者のルイ氏がわずか14歳にしてフランスのジュラ地方にある故郷を旅立ち、2年の歳月をかけて徒歩でパリに辿り着いたという、その旅からインスパイアされたものとリリースで記載されている。

時を超えて存在する6つの架空の世界を舞台に、アクション満載の冒険が楽しめるゲームとのことだ。

またこのゲームにはNFTアートが30作品含まれており、そのうち10作品はデジタルアーティストのBEEPLE(ビープル)氏が制作したものであるとのこと。ビープルは今年3月に大手オークションハウスのクリスティーズにてデジタルアート作品として史上最高額の6,930万ドル(約75億円)で落札された作品を制作した人物だ。ビープルは存命するアーティストの中で作品販売高額ランキングでトップ3に入っている。

なおリリースによるとビープル氏の「LOUIS THE GAME」への参加はルイ・ヴィトンとの2度目のコラボレーションになるとのこと。同ブランドの2019春夏ウィメンズコレクションで既存のアート作品からインスパイアされたエクスクルーシブなプリントを制作したほか、世界各地の店舗のウィンドウディスプレイ用にビデオも制作しているとのことだ。

なお「LOUIS THE GAME」はAPP STOREまたはGOOGLE PLAYからダウンロード可能なアプリとして8月4日よりダウンロードが可能となる予定だ。

編集部のコメント

8月4日に「LOUIS 200」の特設サイトが公開されました。

「LOUIS 200」特設サイト/ゲームアプリ「LOUIS THE GAME」

ゲームは以下からダウンロードできます。

→APP STORE

→GOOGLE PLAY

また、ルイ・ヴィトンはNFTの他にもブロックチェーン技術を活用して商品の来歴管理などの取り組みを行っています。詳しくは次の記事を是非ご覧ください。

おすすめ記事:ファッション業界のブロックチェーン活用、偽造品対策やエシカル消費への取り組み

 

※2021/8/4 9:45「LOUIS 200」およびゲームAPPへのリンクを追記しました。

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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