Visa、暗号資産の部署を拡大

Visa、暗号資産の部署を拡大

決済大手の米Visaが社内の暗号資産の部署(Visa Crypto business unit)を拡大し5人の重要な人材を採用・配属したことが6月30日に明らかになった。これはVisaの暗号資産担当責任者であるカイ・シェフィールド(Cuy Sheffield)氏が自身のTwitterにて明らかにした。

現在、Visaの暗号資産の部署は「1.アクセラレーション、2.ウォレットなどプロダクト開発、3.USDCなどステーブルコイン関連、4.NFTやDeFi、5.CBDC関連の研究開発」の5つが存在しているようだ。

採用した人材のうちの1人はチケ・ウカエグブ(Chike Ukaegbu)氏で、新興市場における暗号資産の事業戦略の責任者として採用された。チケ・ウカエグブ氏はニューヨークを拠点の技術アクセラレーター「Startup52」の創設者で、ナイジェリアの大統領選に出馬した経験を持っている。

カイ・シェフィールド氏はツイートにて「今後もVisaネットワークの力を活用して、ビットコイン、ステーブルコイン、NFT、DeFi、パブリックブロックチェーンネットワークの採用と有用性を高める機会をつくっていきます」と結論づけた。

参考:THE BLOCK
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Smederevac・inkoly

この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。 「あたらしい経済」の編集者・記者。

合わせて読みたい記事

【5/2話題】ビットコインが下落、米検察がブロック捜査、レイヤーゼロがスナショなど

ビットコインが6%近く下落、FOMC控え 最高値から22%安、米連邦検察、米決済ブロックの社内業務を調査=報道、レイヤーゼロがスナップショット実施、エアドロ間近か、テザー社、Q1が過去最高益45億ドル超に、純資産額も初公表、米セキュリタイズがブラックロックらから4700万ドル調達。サークル、アプトスラボ、パクソスも参加、HashKey DX・リップル・SBI Ripple Asiaが提携、法人向けの「XRP Ledger」の日本市場導入で、「スイ(SUI)」のミステンラボ、グーグルクラウドと提携、親クリプト派マクヘンリー米下院議員、SECのイーサリアム調査を非難、ストライプで「AVAX」の購入が可能に、アバランチとコアウォレットに統合で、ユニスワップウォレットに「Robinhood Connect」統合、ロビンフッド内の資金で暗号資産購入可能に、イーサリアムL2「Scroll」がアップグレード実施、EIP-4844に対応、クリプトヴィレッジのLocal DAO、旧山古志に続き「長野県天龍峡」と「宮崎県椎葉村」を選定。「Nishikigoi NFT」保有者の投票で決定へ