ビットバンクの経営顧問に大和証券 丸尾浩一氏が就任

ビットバンクの経営顧問に大和証券 丸尾浩一氏が就任

国内暗号資産(仮想通貨)取引所を運営するビットバンク株式会社が、同社経営顧問に大和証券株式会社の丸尾浩一氏を任命したことを6月1日発表した。

丸尾浩一(まるお こういち) 氏は、大和証券株式会社にて法人副本部長、事業法人担当、法人企画担当、専務取締役などを歴任し、今年4月より大和証券初となるエグゼクティブアドバイザーに就任した人物だ。メルカリやラクスル、freee、BASEといった多くの新興企業を主幹事として株式市場に送り出し、産業の黎明期にあるスタートアップ企業の成長を支援した実績を持つ。

ビットバンクは今回、丸尾氏を経営顧問に迎えることで、同社の経営戦略及びコーポレートガバナンスをより一層強化し、日本の暗号資産業界の発展を牽引する企業として、さらなる成長を遂げていきたいとしている。

ビットバンク株式会社の代表取締役社長である廣末紀之(ひろすえのりゆき)氏はリリースにて「当社は国内暗号資産業界の黎明期より、その健全な発展に向けて活動して参りました。昨今、世界有数の機関投資家も暗号資産を新たなアセットクラスとして認知し、その取り扱いに向けて動き始めるなど、より社会における重要性が増してきている状況にありますが、そのような環境下において、我々産業に従事する事業者は、社会の一員として、より一層のコーポレートガバナンス体制の強化を行う必要があると考えております。

この度、豊富なコーポレートガバナンス、コーポレートファイナンスに関するご経験、ご知見を有する丸尾氏に経営顧問にご就任いただくことで、当社の経営体制がより一層強化されるものと確信しております」とコメントしている。

デザイン:一本寿和
images:iStock/4×6

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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