ステラ開発財団、AirTMに約16億円を投資

ステラ開発財団、AirTMに約16億円を投資

ステラネットワークの開発と成長をサポートする非営利団体ステラ開発財団(Stellar Development Foundation)が、デジタルウォレットおよびP2P交換プラットフォームであるAirTM(エアーティーエム)に1500万ドル(約16億円)の投資したことを5月25日に発表した。なお今回の投資はステラ開発財団による、これまでで最大のエンタープライズファンド投資になるとのことだ。

リリースによると今回の投資により、来年中にステラとAirTMは統合することで、堅牢なプラットフォームの開発を進めるとのこと。またラテンアメリカおよび他の発展途上国の企業と消費者にグローバルな金融サービスを提供するとともに、ステラネットワークの最も強力な機能を活用して、取引の効率化、安全性、費用対効果の向上を図るとのことだ。

AirTMのCEOであるルーベン・ガリンド・ステッケル(Ruben Galindo Steckel)氏は「今回の投資とStellarネットワークとの統合により、発展途上国全体の消費者と企業がその価値を保持し、無料で即座に送金でき、グローバルと互換性のある安定的なお金にアクセスできるようにするという使命を前進させ続けます。そして必要な時に、いつでもどこでも現地通貨として引き出すことができます」と述べた。

参考:ステラ開発財団
デザイン:一本寿和
images:iStock/primo-piano

この記事の著者・インタビューイ

呉心怡

「あたらしい経済」編集部 中国・浙江省出身の留学生。東京女子大学 人文学科に在学中。 文章を書くことが好き。中国語、英語、日本語の3か国語を話す。あたらしい経済では持ち前の語学力を活かし、ニュース記事を執筆。ブロックチェーンや経済分野については勉強中。

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