UBS証券、富裕層顧客向けデジタル資産投資サービスを検討開始

UBS証券、富裕層顧客向けデジタル資産投資サービスを検討開始

UBS証券が富裕層の顧客にデジタル資産投資サービスを提供する計画の初期段階にあることをBloombergが報じた。

この計画に詳しい人物によると「UBS証券はデジタル資産クラスを提供するためのいくつかの選択肢を検討していて、いずれの投資も、ボラティリティーの高さから、お客様の総資産のごく一部となるでしょう。またオプションとして、第三者の投資ビークルを利用した投資も検討しています」とBloombergにて説明している。

またこの情報筋は「UBSは、富裕層の顧客にこの投資を提供しなければ、顧客を失う可能性の懸念もしている」とも説明している。

そしてUBSはメディア向けのリリースで「私たちはデジタルアセットの分野の動向を注視しています。重要なのは、デジタル資産を支える技術、すなわち分散型台帳技術に最も関心を持っていることです」と伝えている。

編集部のコメント

UBS証券のライバル企業であるJulius Baer Groupは「ウェルスマネージャーのパートナーと協力して顧客に暗号資産へのアクセスを提供することを検討しているが、今のところ自社でビットコイン関連の取引を行う予定はない」とBloombergは報じている。

参考:Bloomberg

(images:iStock/Ninja-Studio・KTStock)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

ブロックチェーン、仮想通貨(暗号通貨)、トークンエコノミー、評価経済、シェアリングエコノミーなどの「あたらしい経済」をテーマにしたWEBメディアです。「あたらしい経済」モデルやそこでの稼ぎ方、そこで未来を切り開く人々のエピソード、あたらしい時代における働き方や学ぶべきことなどを、紹介します。これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

【5/2話題】ビットコインが下落、米検察がブロック捜査、レイヤーゼロがスナショなど

ビットコインが6%近く下落、FOMC控え 最高値から22%安、米連邦検察、米決済ブロックの社内業務を調査=報道、レイヤーゼロがスナップショット実施、エアドロ間近か、テザー社、Q1が過去最高益45億ドル超に、純資産額も初公表、米セキュリタイズがブラックロックらから4700万ドル調達。サークル、アプトスラボ、パクソスも参加、HashKey DX・リップル・SBI Ripple Asiaが提携、法人向けの「XRP Ledger」の日本市場導入で、「スイ(SUI)」のミステンラボ、グーグルクラウドと提携、親クリプト派マクヘンリー米下院議員、SECのイーサリアム調査を非難、ストライプで「AVAX」の購入が可能に、アバランチとコアウォレットに統合で、ユニスワップウォレットに「Robinhood Connect」統合、ロビンフッド内の資金で暗号資産購入可能に、イーサリアムL2「Scroll」がアップグレード実施、EIP-4844に対応、クリプトヴィレッジのLocal DAO、旧山古志に続き「長野県天龍峡」と「宮崎県椎葉村」を選定。「Nishikigoi NFT」保有者の投票で決定へ