フェイスブックのDiem、21年後半に試験運用開始か

フェイスブックのDiem、21年後半に試験運用開始か

米Facebook(フェイスブック)のステーブルコインプロジェクトであるDiem(ディエム)が2021年後半までに試験運用の開始を目指していると4月20日CNBCが報じた。

報道によると、このことは匿名の事情に詳しい関係者による話とのことで、試験運用を検討しているのは米ドルのみに連動するステーブルコインであるとのことだ。

またこの人物によるとこの試験運用は小規模であり個人間決済を想定したもので、ユーザーが商品を購入するためのオプションも用意されているかもしれないと話しているとのことだ。

Diemプロジェクトは金融包摂を必要とする人々への金融アクセスを拡大することを目的として2019年6月にLibra(リブラ)プロジェクトの名前でFacebookが発表した。

Libraプロジェクトは当初、法定通貨バスケット方式のステーブルコインLibraの発行を目指していたが、規制当局からの圧力により、Libraの開発は中止となった。その後Libra開発チームは昨年4月に法定通貨バスケット方式のステーブルコインの発行から単一の資産に裏付けられたステーブルコインの発行に計画を変更し開発を進め、昨年12月にはDiemにリブランディングされた。

参考:CNBC

(images:iStock/Nadore

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

ブロックチェーン、仮想通貨(暗号通貨)、トークンエコノミー、評価経済、シェアリングエコノミーなどの「あたらしい経済」をテーマにしたWEBメディアです。「あたらしい経済」モデルやそこでの稼ぎ方、そこで未来を切り開く人々のエピソード、あたらしい時代における働き方や学ぶべきことなどを、紹介します。これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

【5/2話題】ビットコインが下落、米検察がブロック捜査、レイヤーゼロがスナショなど

ビットコインが6%近く下落、FOMC控え 最高値から22%安、米連邦検察、米決済ブロックの社内業務を調査=報道、レイヤーゼロがスナップショット実施、エアドロ間近か、テザー社、Q1が過去最高益45億ドル超に、純資産額も初公表、米セキュリタイズがブラックロックらから4700万ドル調達。サークル、アプトスラボ、パクソスも参加、HashKey DX・リップル・SBI Ripple Asiaが提携、法人向けの「XRP Ledger」の日本市場導入で、「スイ(SUI)」のミステンラボ、グーグルクラウドと提携、親クリプト派マクヘンリー米下院議員、SECのイーサリアム調査を非難、ストライプで「AVAX」の購入が可能に、アバランチとコアウォレットに統合で、ユニスワップウォレットに「Robinhood Connect」統合、ロビンフッド内の資金で暗号資産購入可能に、イーサリアムL2「Scroll」がアップグレード実施、EIP-4844に対応、クリプトヴィレッジのLocal DAO、旧山古志に続き「長野県天龍峡」と「宮崎県椎葉村」を選定。「Nishikigoi NFT」保有者の投票で決定へ