コインダブル、テザーと共同プログラム開始。USDTなどの預け入れでテザーゴールド付与

CoinWとTetherが共同プログラム開始

海外暗号資産(仮想通貨)取引所コインダブル(CoinW)が、ステーブルコイン発行企業テザー(Tether)との共同プログラム「テザーズアーク(Tether’s Ark)」の開始を11月2日に発表した。

同プログラムの第1弾では、米ドル建てステーブルコイン「USDT」と、現物の金を裏付けとするトークン「テザーゴールド(Tether Gold:XAUT)」を対象とする運用商品が提供されるとのこと。利用者はどちらの資産を預け入れた場合も、運用報酬をXAUTで受け取る。コインダブルは今後、他の主要暗号資産にも対象を拡大する方針だという。

コインダブルの公式商品ページによると、同プログラムではUSDTを対象とする90日・180日の固定期間型と、随時引き出し可能なフレキシブル型、XAUTを対象とする180日の固定期間型など、計6商品が提供されている。

USDTを対象とする固定期間型の表示年率(APR)は、通常の90日型が6.5%、180日型が7%となっている。VIP向けのUSDT商品では90日型が7.5%、180日型が8%で、XAUTを対象とする180日型は7%と表示されている。また、USDTを対象とするフレキシブル型の表示年率は最大12%となっている。

コインダブルによると、運用報酬はフレキシブル型では毎日、固定期間型では30日ごとにXAUTで配分される。固定期間型は途中解約ができず、満期時には預け入れた資産と同じ銘柄で元本が返還されるとしている。

申込期間は日本時間11月1日17時から12月16日1時まで。各商品には個別の募集枠が設けられており、コインダブルは募集枠に達するまで先着順で申し込みを受け付ける。なお、表示年率は円や米ドルでの収益を保証するものではなく、報酬として受け取るXAUTの価格変動によって換算額も変動する。

なおXAUTは、テザーグループ傘下のティージーコモディティーズ(TG Commodities)が発行する、1トークンが実物の金1トロイオンス(純金換算)に相当するデジタル資産だ。ブロックチェーン上で金の価値を表現・移転できる仕組みで、裏付けとなる金地金は固有のシリアル番号、純度、重量によって識別できる。

また、本人確認や金地金単位での償還など所定の条件を満たせば、スイス国内で現物の金を受け取ることも可能だという。XAUTはイーサリアム(Ethereum)上で発行されている。また、同チェーン上にロックされたXAUTに1:1で裏付けられた、複数のブロックチェーン間で移転可能なトークン「XAUT0」も展開されており、BNBチェーン(BNB Chain)やソラナ(Solana)、トン(TON)などで利用できる。

参考:コインダブル・テザーズアーク
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。