アニモカブランズ子会社、アブダビADGMで集合投資ファンド運用の正式許可取得

Animoca Brands子会社が集合投資ファンド運用へ

Web3関連事業や投資を手がけるアニモカブランズ(Animoca Brands)の子会社が、アブダビで集合投資ファンドを運用するための正式な金融サービス許可を取得した。アニモカブランズが11月2日に発表した。

許可を取得したのは、資産運用子会社のアニモカ・アセットマネジメント(Animoca Asset Management:AAM)とのこと。アラブ首長国連邦(UAE)の国際金融センター、アブダビグローバルマーケット(ADGM)の金融サービス規制庁(FSRA)が、金融サービス許可(FSP)を付与した。FSRAの公式登録簿によると、許可は10月13日付となっている。

今回の許可により、AAMはADGM内、またはADGMを拠点として集合投資ファンドの運用業務を行えるようになった。集合投資ファンドとは、複数の投資家から集めた資金をまとめて運用し、その運用成果を投資家に還元する仕組みだ。ただし、AAMは一般顧客との取引や顧客資産の保有・支配は認められていない。

アニモカブランズは今回の許可取得を、中東での機関投資家向け事業を強化する動きと位置付けている。同社は機関投資家向けブロックチェーン基盤の構築や、伝統的金融機関と分散型ネットワークの接続、トークン化資産の開発などを事業方針として掲げている。

なお今回の発表では、具体的なファンド名や運用開始日、運用資産残高は明らかにされていない。

アニモカブランズは2025年11月24日、FSRAからファンド運用業務の原則承認を取得したと発表していた。当時は所定の条件を満たし、最終承認を受ける必要があったが、今回正式な許可取得に至った。

参考:アニモカブランズ・FSRA
画像:PIXTA

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。