ハイパーリキッドのHYPE累計バーン数量、当初の最大供給量の約5%に

HYPEの累計バーン数量が約4,987万枚に

オンチェーン分析アカウントのオンチェーン・レンズ(Onchain Lens)が、ハイパーリキッド(Hyperliquid)における暗号資産(仮想通貨)HYPEの累計バーン数量が約4,987万枚に達したと10月29日に公式Xで報告した。これはHYPEの当初の最大供給量10億枚の約4.99%に相当し、投稿時点の評価額は約38億9,000万ドル(約6,148億円)とのことだ。

オンチェーン・レンズの集計によると、累計バーン数量のうち約4,832万HYPEがアシスタンス・ファンド(Assistance Fund)による買い戻し分で、全体の約97%を占めた。このほか、主に取引処理を担うハイパーコア(HyperCore)が約118万HYPE、スマートコントラクトの実行環境であるハイパーEVM(HyperEVM)が約36万8,440HYPEだった。

ハイパーリキッドでは、プロトコルの手数料収益の大部分をアシスタンス・ファンドに配分し、HYPEの買い戻しに充てる仕組みが導入されている。同ファンドが取得したHYPEは、秘密鍵が存在しないシステムアドレスに送られるため、ハードフォークを実施しない限り取り出せない設計となっている。

また、2025年12月には、バリデーターの投票によって同アドレスのHYPEを正式にバーン済みと認定することが決定した。この認定に追加のオンチェーン操作は伴わず、対象のHYPEは流通供給量と総供給量から除外される。なお、約4.99%という割合は、一定期間における流通供給量の減少率を示すものではない。

直近24時間では約1万9,700HYPEがバーンされ、評価額は約159万ドル(約2億5,100万円)だった。また、同期間の推定手数料額は約169万ドル(約2億6,700万円)、HYPEの平均買い付け価格は約80.47ドル(約12,700円)だったとのことだ。なお、手数料額とバーン数量の評価額は異なる指標であり、両者が直接対応するとは限らない。

画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

渡邉洋輔

「あたらしい経済」編集部 記者 ブロックチェーンおよびデジタル資産分野を専門とし情報発信を行っている。オンチェーンデータや流動性構造など、市場設計の観点からのリサーチにも取り組んでいる。

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