著名投資家ドラッケンミラー、トレードXYZへの出資を公表。イーロンマスクも反応

ドラッケンミラー氏がトレードXYZへの出資を明らかに

著名投資家のスタンレー・ドラッケンミラー(Stanley Druckenmiller)氏が、トレードXYZ(Trade[XYZ])の投資家であることを10月29日に自身のXアカウントで明らかにした。また、実業家のイーロン・マスク(Elon Musk)氏も同投稿に反応した。

トレードXYZは、分散型デリバティブ取引基盤ハイパーリキッド(Hyperliquid)上で無期限先物市場を展開する企業だ。同社は、ニューヨーク証券取引所(NYSE)の親会社インターコンチネンタル・エクスチェンジ(Intercontinental Exchange:ICE)と、米国向けの無期限先物市場を構築するための最終契約を締結したと10月29日に発表した。また、ICEもトレードXYZへの戦略的な少数持分出資を行う。

今回の計画では、ハイパーリキッドを技術基盤とし、ICEが米国の規制に準拠した市場と清算基盤を運営する。新市場では、株式や株価指数、商品、外国為替、暗号資産などを対象とする無期限先物を24時間365日取引できるようにする予定だ。無期限先物とは、満期が設定されていないデリバティブ商品を指す。トレードXYZは現在、利用条件を満たす米国外のユーザー向けに同様の取引サービスを提供している。一方、米国向け新市場の開設には米商品先物取引委員会(CFTC)などの規制当局による承認が必要で、開始時期は発表されていない。

ドラッケンミラー氏は自身のX投稿で、トレードXYZがICEと提携して米国に無期限先物を導入するにあたり、同社の投資家として参加できることを大変うれしく思うと述べた。さらに、市場参加者として、トレードXYZの革新的な商品を活用し、自身の投資プロセスを強化できることを楽しみにしていると語った。

また、トレードXYZも10月29日の公式X投稿で、同氏の出資を紹介した。ただし、ドラッケンミラー氏の出資額や出資比率、出資時期については、今回の発表で明らかにされていない。

この投稿に対し、マスク氏は日本時間10月30日午前0時8分、ドラッケンミラー氏の投稿を引用し、「興味深い(Interesting)」とコメントした。なお、マスク氏はトレードXYZへの出資や事業への参加については言及していない。

画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

渡邉洋輔

「あたらしい経済」編集部 記者 ブロックチェーンおよびデジタル資産分野を専門とし情報発信を行っている。オンチェーンデータや流動性構造など、市場設計の観点からのリサーチにも取り組んでいる。

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