リップルとコインベースが提携、RLUSDが個人・機関投資家向けサービスで利用可能に

RLUSDの入出金、XRPL・イーサリアム・Baseに対応

米リップル(Ripple)と米暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)が、米ドル建てステーブルコイン「リップルUSD(Ripple USD:RLUSD)」の利用拡大に向けて提携したと10月28日に発表した。これにより、コインベースの個人・機関投資家向けサービスでRLUSDの取り扱いを開始したとのことだ。

対象となるのは、機関投資家向けサービス「コインベースプライム(Coinbase Prime)」、取引所サービス「コインベースエクスチェンジ(Coinbase Exchange)」、個人向けのコインベースアプリだ。コインベースによると、対応地域の顧客は同日からこれらのサービスでRLUSDの取引・管理が可能になった。

また、米ドルや対応する他の米ドル建てステーブルコインから、RLUSDへの1対1の交換にも対応する。

入出金では、パブリックブロックチェーン「XRPレジャー(XRP Ledger:XRPL)」と「イーサリアム(Ethereum)」、イーサリアムのレイヤー2ネットワーク「ベース(Base)」の3ネットワークをサポートする。リップルはベース上でRLUSDの利用拡大を支援するため、流動性を提供する予定だ。

今後は「コインベースグローバルエクスチェンジ(Coinbase Global Exchange)」の顧客にも利用を広げ、RLUSDの担保利用にも対応する予定だ。具体的な開始時期は明らかにされていない。

RLUSDは2024年12月に提供が開始された、企業利用を想定した米ドル建てステーブルコインだ。米ドル預金や短期米国債、現金同等物を含む準備資産に裏付けられており、米ドルへの償還に対応している。リップルは、流通量と準備資産に関する独立した第三者会計事務所による証明報告書を毎月公表している。なお、RLUSDの発行は、ニューヨーク州金融サービス局(NYDFS)の監督下にある限定目的信託会社で、リップル傘下のスタンダード・カストディ・アンド・トラスト・カンパニー(Standard Custody & Trust Company:SCTC)が担っている。

RLUSD自体はXRPL、イーサリアム、ベースの他、インク(Ink)、オプティミズム(Optimism)、ユニチェーン(Unichain)、XRPレジャーEVMサイドチェーン(XRP Ledger EVM Sidechain)でも利用可能となっている。

参考:リップル・コインベース
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 副編集長 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。