YZiラボ、固定金利DeFi「タームマックス」に戦略投資

YZiラボがTermMaxに戦略投資

固定金利型DeFiプロトコル「タームマックス(TermMax)」が、Web3・AI・バイオテクノロジー分野への投資に注力するYZiラボ(YZi Labs)から戦略投資を受けたと8月26日に発表した。タームマックスは、タームストラクチャーラボ(Term Structure Labs)が開発している。なお、投資額などの条件は公表されていない。

発表によると、トークン化資産市場が拡大する一方で、信用や担保管理、リスク移転、ストラクチャード商品などを扱う金融アプリケーション層の整備が十分に進んでいないという。タームマックスは、こうした課題を補うオンチェーン金融市場インフラとして位置付けられている。

タームマックスは、固定金利・固定期間で暗号資産(仮想通貨)などを貸し借りできるオンチェーン市場を提供するDeFi(分散型金融)プロトコルだ。2025年4月からメインネットで稼働しており、今回の発表時点で10のEVM(イーサリアム仮想マシン)互換チェーンに展開している。同プロトコルでは、60の固定金利市場と40のストラテジーボールトが稼働しているという。

YZiラボは今回の投資以前から、タームマックスをインキュベーションプログラム「イージー・レジデンシー・シーズン3(EASY Residency Season 3)」の採択プロジェクトとして支援していた。YZiラボはタームマックスについて、固定金利・固定期間の分散型貸借を提供し、リテール向けDeFiと機関投資家向け信用市場の間で不足している金融インフラを構築するプロジェクトとして位置付けている。

なおタームマックスは8月、ロビンフッドチェーン(Robinhood Chain)上でQQQ、SPY、NVDAに連動するトークン化資産を担保として、米ドル連動型ステーブルコイン「グローバル・ドル(Global Dollar:USDG)」を固定金利で借り入れられる市場を開始した。また1月には、当時のトークン化証券プラットフォーム「オンドグローバルマーケッツ(Ondo Global Markets:OGM、現Ondo Stocks)」と統合し、BNBチェーン上でトークン化米国株式・ETFを担保に利用できる固定金利の借入市場を開始した。 

参考:発表
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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