アバランチ開発のAva Labs、チャーリー・クーパーCOOが社長就任。シラーCEOは続投

リディア・チウ氏がCFOに正式就任

レイヤー1ブロックチェーン「アバランチ(Avalanche)」の開発を主導するアバラボ(Ava Labs)が、経営陣の刷新を8月18日に発表した。

今回の人事により、最高執行責任者(COO)を務めていたチャーリー・クーパー(Charley Cooper)氏が社長(President)に就任した。これに伴い、これまで社長を務めていたジョン・ウー(John Wu)氏はシニアアドバイザー(Senior Advisor:上級顧問)へ移行する。

また、暫定CFOを務めていたリディア・チウ(Lydia Chiu)氏が、最高財務責任者(CFO)に正式就任した。

クーパー氏は今後、アバラボの日常業務を統括し、同社の長期ビジョンの実現や世界規模での事業拡大を担う。同氏は、エンタープライズ向けブロックチェーン企業R3、米金融大手ステート・ストリート(State Street)、ドイツ銀行(Deutsche Bank)、米商品先物取引委員会(CFTC)での勤務経験を持つという。なお、クーパー氏の後任となるCOOについては発表されていない。

ウー氏はシニアアドバイザーとして、アバラボの長期戦略への助言や、アバランチの今後の展開に引き続き関与する。

CFOに正式就任したチウ氏は、クレディ・スイス(Credit Suisse)での勤務経験や、ヘッジファンドのアナリスト経験を持つ金融サービス分野の専門家だという。

なお、アバラボの創業者兼CEOのエミン・ギュン・シラー(Emin Gün Sirer)氏は、自身の役割に変更はないと説明している。同氏は引き続き、アバラボの長期ビジョンや技術の発展を推進するとのこと。

ウー氏によると、アバラボはブルックリンの小規模なオフィスで活動するコーネル大学関係者10人のチームから、現在では従業員200人超の企業へ成長したという。同社は今回の人事により、次の成長段階に向けた事業執行体制を強化するとしている。

参考:アバラボ
画像:PIXTA

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 副編集長 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。