ZECマイニング企業のFortitude、ナスダック上場AI医療ハートサイエンシズと合併契約締結

FortitudeとHeartSciencesが合併契約

プライバシー特化型暗号資産(仮想通貨)「ジーキャッシュ(ZEC)」のマイニング企業フォルティチュード・マイニング・ホールディングス(Fortitude Mining Holdings:以下、フォルティチュード)と、米ナスダック(Nasdaq)上場のAI医療技術企業ハートサイエンシズ(HeartSciences)が、正式な合併契約を締結したと6月23日に発表した。

この取引は全株式取引によるもので、2026年下半期に完了する見込みだ。なお完了には、ハートサイエンシズの株主承認などの条件がある。

発表によると、フォルティチュードは取引完了後、高い確信を持つ初期段階のPoW機会を見極めてきた実績を有する、初の上場ベンチャーマイニングプラットフォームになるとの見方を示している。

なお、取引完了後の統合会社はフォルティチュードブランドとして運営される予定とのこと。統合会社は、フォルティチュードCEOアンドレア・チャイルズ(Andrea Childs)氏率いる経営陣の下で運営され、ナスダック・キャピタル・マーケットでティッカー「TUDE」として取引される予定だという。ただし、この取引開始はナスダックの承認が条件となる。

フォルティチュードは、暗号資産関連企業への投資・運営を行うデジタル・カレンシー・グループ(Digital Currency Group:DCG)が完全保有する暗号資産マイニング企業だ。DCG傘下の分散型インフラ企業ファウンドリー(Foundry)の自社マイニング部門が分離し、独立したマイニング企業としてフォルティチュードは発足した。

フォルティチュードは、2019年から主に「ZEC」のマイニングを行っている。同社によると、今年5月31日時点のZEC生産規模は、年間換算15万7,000ZEC、1日あたり約366ZECに拡大したという。

今回の取引完了後、DCGは完全希薄化ベースで統合会社の約95%を保有する予定とのこと。なお、ハートサイエンシズCEOアンドリュー・シンプソン(Andrew Simpson)氏は、取引完了後もハートサイエンシズ由来のヘルスケア事業部門を率いる予定とのことだ。 

参考:フォーティチュード
画像:PIXTA

関連ニュース

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。