バイナンス、ドイツ、イタリア、オランダで先物とデリバティブ取引停止へ

バイナンスがドイツ、イタリア、オランダで先物とデリバティブ取引停止へ

大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)がドイツ、イタリア、オランダの3か国において、先物・デリバティブ商品の提供を終了する予定であることを7月30日発表した。

またバイナンスの公式Twitterによると3か国での対応以降、他の欧州地域でも同サービスの提供を終了するとしている。*詳細下記

リリースによると、ドイツ、イタリア、オランダの居住者はすでに新規に口座の開設はできなくなっているとのこと。また既存ユーザーについては90日以内に対応を行うようだ。

バイナンスは今回の対応について「ヨーロッパ地域はバイナンスにとって非常に重要な市場です。そしてバイナンスは暗号資産の規制調和に向けて積極的な取り組んでおり、これは業界にとってポジティブな兆候です」と述べている。*詳細下記

* 2021.7.30 21:10追記 バイナンスは他の欧州地域でのサービス提供終了について明言した旨のツイートを削除しました。そのツイートにて記載されていた点について取り消しをしています。

参考:バイナンス
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【5/2話題】ビットコインが下落、米検察がブロック捜査、レイヤーゼロがスナショなど

ビットコインが6%近く下落、FOMC控え 最高値から22%安、米連邦検察、米決済ブロックの社内業務を調査=報道、レイヤーゼロがスナップショット実施、エアドロ間近か、テザー社、Q1が過去最高益45億ドル超に、純資産額も初公表、米セキュリタイズがブラックロックらから4700万ドル調達。サークル、アプトスラボ、パクソスも参加、HashKey DX・リップル・SBI Ripple Asiaが提携、法人向けの「XRP Ledger」の日本市場導入で、「スイ(SUI)」のミステンラボ、グーグルクラウドと提携、親クリプト派マクヘンリー米下院議員、SECのイーサリアム調査を非難、ストライプで「AVAX」の購入が可能に、アバランチとコアウォレットに統合で、ユニスワップウォレットに「Robinhood Connect」統合、ロビンフッド内の資金で暗号資産購入可能に、イーサリアムL2「Scroll」がアップグレード実施、EIP-4844に対応、クリプトヴィレッジのLocal DAO、旧山古志に続き「長野県天龍峡」と「宮崎県椎葉村」を選定。「Nishikigoi NFT」保有者の投票で決定へ