GMOコイン、Flare Networksの「FLR」を1月18日付与へ

GMOコインがFLRを18日付与へ

国内暗号資産(仮想通貨)取引所GMOコインが、1月18日に暗号資産「フレア(FLR)」を付与する予定であることを17日発表した。

「FLR」付与対象者は、スナップショット(2020年12月12日9:00)時点において同取引所で「リップル(XRP)」を保有していたユーザーとのこと。なお付与開始については、18日15時〜17時に行われる定期メンテナンス後だという。

また今回の「FLR」付与数は、フレアネットワークス(Flare Networks)のトークン配布ルールに従って「XRP」保有数量の15%になるとのこと。残りの85%の「FLR」については、フレアネットワークスの方針に従い順次付与する予定としている。

そして「FLR」の取引サービス追加を後日予定しており改めて案内されるとのことだ。

フレアネットワークスとFLRについて

フレアネットワークスはリップル(XRP)、ライトコイン(LTC)、ステラ(XLM)などを対象としてスマートコントラクトの実装を目指すプロジェクト。「FLR」はフレアネットワークのネイティブトークンであり、トランザクション手数料の支払いやガバナンス投票に使用することができる。

フレアネットワークスは2020年8月に「FLR」をXRPと同量発行してXRP保有者に1:1の割合でエアドロップ(付与)することを発表していた。それにあたり2020年12月12日グリニッジ標準時00:00(日本時間午前9時)時点におけるXRP保有量に対するスナップショット(権利確定日)に基づいて段階的に付与するとしていた。

このトークン付与(エアドロップ)について、当時「FLR」の上場承認がされていなかった国内各取引所はフレアネットワークスと協議を行っていた。

その協議の結果「FLR」付与に関しての合意条件として、「2023年6月12日までに日本暗号資産取引業協会(JVCEA)と金融庁(FSA)に上場承認された場合、当該の国内事業者はFLRトークンを請求しリップル(XRP)保持者(当該各取引所のXRP保有の付与対象ユーザー)に分配する」ということになっていた。

なおフレアネットワークスのテストネットとなるソングバードのネイティブトークン「Songbird(SGB)」についても「SGBトークンがJVCEAとFSAに上場承認された場合に、フレアネットワークスから当該の国内取引所に対して付与される」という条件になっている。

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参考:GMOコイン
images:iStocks/Ninja-Studio

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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